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安心できる場所に [セルフケア]

昨日、娘の塾の親子勉強会に行ってきました。
勉強会、と言っても、娘は午前中模擬試験、
親は約1時間のガイダンスを聞く、と言う内容。
ガイダンスは、後約2ヶ月、本番までをどう過ごすか。

受験生とはいえ、まだ6年生。
子どもだと言うことを忘れないように。
家がベースキャンプ。安心できる場所に。
親が不安に思っていても、子どもに感じさせないように。
親はどーんと構えているように。
不安で仕方が無くなったとき、リラックスする方法を親子で話しておくのも。

まあ、それはそうですよね、と言うお話。
うちを振り返ってみると、
私がギャーギャー言わなければ大丈夫かな。
一応、うちは安心できる場所なんだよ、と言うことを
子どもは思っているようです。(よね?)

人には、自分が安心できる場所が必要です。
通常、自宅だとか実家。
普段自分が所属している場所。
自分が自分でいられる場所。
これがないと、自分をリセットできなくなります。

以前、自分の居場所がなくなった気分になっていたときがあります。
家でも職場でも、自分の居場所がない。
唯一自分の場所と感じられるのが、
通勤途中の車の中。
1人になれて、他の人に気を遣わなくて良い場所。
そのときの自分は、とても不安定でした。
感情失禁が激しく、車に乗りながらよく泣いていました。
でも、さすがに車を運転しているので、
完全にリラックスはできません。
かなり神経がパンパンになっていたと思います。

それからしばらくして、何か自分を変える出来事があったのでしょうね。
自分が変わったら、家に居場所ができました。
家が安心できる場所になったので、今は家にいるのが大好きです。

家に居場所がない、と感じていたとき、
子どもたちがとてもうっとうしい存在でした。
今は、子どもたちがかわいくて仕方ありません。
何が変わったのか、はっきりわかりませんが、
いろんなことにあきらめがついた(良い意味で)のかな。

自分だけでがんばらなくても、
子どもたちが助けてくれるし、夫もいる。
だから、家は安心。
そう思えるようになったのは、とても進歩です。

今度は、私が家を安心できる場所にしていかないといけない。
そして、私の診察室も、
受診される患者さんの安心できる場所にしていきたい。

家族も患者さんも、みんながリラックスして、
本当の自分に戻れる場所を提供する。
それが、私の希望です。
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