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病気に打ち勝つ気力 [病気とココロ]

病は気から、とよく言いますね。
すべてではありませんが、正しいと思います。
気分障害と分類される病気は、
考え方を変換することで、かなり軽くなります。
完治する、とまでは言いませんが、
気の持ち方一つで、ずいぶん変わります。
ただし、病気なので、そう簡単に気分転換ができないのが欠点。
だから、治るためにとても大変なんです。

たとえば、がんの患者さんが自分の病気のことを知っていても、
その進行の程度を楽観的にとらえるか、悲観的にとらえるかで、
がんのその後の進行が変わるような気がします。
簡単に言えば、楽観的に、前向きにとらえることで、
がんの進行が緩やかになったり、
がんによる苦痛が緩んだりします。
逆に、がんがそんなに進行していなくても、
悲観的にとらえることで、症状が何倍にも増幅して感じられます。
こう考えると、自分ががんだ、ということを知らない方が良いのかも、
なんて思う方も出てくるでしょう。

しかし、自分の病気を知らなければ、
その病気に打ち勝とうという気力も生まれてきません。
なんでもない、といわれているのに、
だんだん怠さが増してきたりすれば、
自分は悪い病気なのではないか、という猜疑心が生まれてきます。
猜疑心は、不安を生みます。
不安は、いろんな症状の増悪につながります。

病気に打ち勝つ気力をつけるためには、
自分の病気を正しく知ることが大切だと思います。
良くても悪くても、正しく知ることで、
自己コントロールが可能になると思います。

がんの告知については、日本人はまだ遅れていると感じられます。
治療をする上で、病気を正しく理解することで、
治療効果が上がることを、
患者さん側も医療側も知っておく必要があると思います。

是非とも、自分のもっている病気を正しく理解し、
恐れすぎずに病気と向き合っていただきたいものです。
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