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自律神経は大忙し!? [病気とココロ]

現代社会で何かと出番の多い「自律神経」。
自律神経は、いろんなところに関係します。
朝起きられないのも、夜寝られないのも、食欲がないのも、食欲がありすぎるのも、
肩がこるのも、寝汗をかくのも、めまいがするのも、咳が止まらないのも、
何でもかんでも自律神経のせい。
自律神経も、いい迷惑ですよね。

自律神経は、本当はとても重要な神経で、
この神経が働いてくれないと、人間は生きていけません。
一日を通して、人間の生命活動を支えてくれているので、
この神経が正しく働いてくれないと、
生命活動がうまくいきません。

この神経、けっこうヤワで、すぐにへたってしまうのです。
特に、ストレスを受け続けると、神経が疲れてしまって、
神経の働きのバランスが悪くなります。
おそらく、生命活動を守ろうとして、神経の働きを調整しすぎた結果、
逆に働きが悪くなるのだと思います。

これが、自律神経失調症。
調子が悪くなるのが、失調症。
自律神経の調子が悪くなり、様々な症状が出てきます。
多くはうつ病やパニック障害、不安神経症と合併してきます。
自律神経失調症単独で起きてくることは、あまりないと思います。

治療は、どうする?

まず休養。原因の除去。
リラックス、睡眠、栄養。
ストレスの原因を取り除けるなら、それに越したことはない。
でも、だいたい原因を完全に取り除くことはできないので、
原因を抱えたまま、どのように問題解決するかを考えます。

お薬を使うこともありますね。
安定剤、抗うつ薬。
安定剤は対症療法、抗うつ薬は根本療法といわれています。
神経の働きの安定化のためには、抗うつ薬が必要なことが多い。
うつ病でなくても、抗うつ薬使います。

ストレスによる病気を治療するとき、
私は一番大切なのは、受診した方がどのような治療を望んでいるのか、
ということだと思います。
治療に薬を使いたくない、と思われる方もいらっしゃるので、
そのような方には無理に薬を使った治療は勧めません。
治療の方法は、人によって違っていいと思います。

でも、神経を休めてあげる、忙しく働いている神経に
お休みをあげるためには、何をしたらいいか、
それを治療する側、受ける側、
納得するまで話し合って、決めていく必要があります。
納得できない治療をしていても、治りません。
それを、双方が理解する必要があると、そう考えています。
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higu

睡眠が充分にとれないのは10年ぐらいですかね。お酒飲んじゃいます。
眠りが浅いから日中眠くてしょうがないんです。
でも松の実さんに温度の大切さを教わって、ほろ酔い程度になったら
小さな使い捨てカイロを尾骶骨にハンカチにくるめて寝ると快適です。
血流が良いからなのではないでしょうか?
酔っ払った勢いで寝るのはやめたら最近は心地よく眠れるかも。
あと極力部屋を暗くしています。まあ節電もありますが。
前は寝巻が汗でぐっちゃりで絞れるぐらい汗が出るんです。
変な夢ばかり見て。朝5時ぐらいに目覚めてずっと寝れません。
睡眠大事ですよね?朝起きてあー昨日はぐっすり眠れたなと思うと一日
超快適ですからね。と、言うことでもう寝ます。おやすみなさい、penpenさん。
by higu (2011-06-17 23:40) 

penpen

higuさま
お酒は、眠りの質を悪くします。ご注意くださいませ。
眠りの質を良くするためにできることは、身体を温めること、寝る前に軽くストレッチすること、リラックスのために静かな曲を流しながら寝るのも、効果的です。あと、お気に入りの心落ち着く香りとか、使用してみるのもいいです。
眠りの質が良ければ、睡眠時間が短時間でも問題ありません。眠りの質が良ければ、自律神経も整います。
そう思いながら、眠りの質を高めるべく、考えていただけるとうれしいです。
by penpen (2011-06-17 23:53) 

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