SSブログ

音楽の力 [セルフケア]

多趣味なのですが、
その中で、音楽系の趣味が一番大きな割合を占めていると思います。
ピアノに声楽に、聞くのも演奏するのも。
いつも音楽と一緒にいるような気がします。
音楽がない世の中は、私にはあり得ません。
いろんな力を、音楽からもらっていると思います。

ピアノの先生は、ピアノ以外にもいろんなことに興味を持つ方で、
レッスンに行くと、なかなかおもしろい理論を聞かせてくれます。
結局、ピアノの練習、ピアノをいかに上達させるか、ということにつなげるのですが、
それでも、彼のいろんな考えを聞くのは、色々な面で参考になって、
とても勉強になります。

娘の吹奏楽団は、小学生だけあってなかなか大変なのですが、
その団の保護者と一緒にいるのが、
今はある意味一番気楽かな。
まあ、ある一部の場所を除いて、ですが。
今、結構大変な役割をかぶってしまっているのですが、
それでもそれなりに楽しんでやっています。

音楽が絡むと、なんだか元気になります。
たまには、やられてへこむこともありますが、
それでも止めたくならないのが、音楽です。
そこが、趣味なんでしょうね。
これが仕事になると、また変わるのかな。
それも怖いです…

東日本大震災のあと、いろんな音楽が日本を元気づけるために演奏されてきました。
たとえ、それがメッセージ性のない音楽であっても、
音楽が流れるだけで、元気が出てくる気がします。
いろんな音楽番組が放送されてきました。
元気の出る音楽を集めた番組もあれば、
とにかく音楽を放送する番組もあって、
方向性は多種多様ですが、
それでもとても楽しいですよね。
音楽には、不思議な力が隠されていると思います。
音楽の力をかりて、元気になりたいですね。

心洗われます。 [セルフケア]



素敵な写真ですね。
心が洗われます。
きっと、神様が、天国への道を示してくださったんでしょうね。

最近、かなり落ち込みが激しく、自分自身のコントロールが困難です。
とってもすごいことが発生しているわけでもなく、
ただ単に落ち込んでいる。
季節的なものなのでしょうかね。
浮上に時間がかかっています。

Wiiフィットネスの、ラテンダンスのインストラクターが、
「きついけど、笑顔で!!!」
といいます。
確かに結構動きはきつい。
でも、きついからこそ楽しんで笑顔でやらないといけないと、
私も思います。

普段の生活もそうですよね。
できないことをする必要はないけど、
できる範囲内の仕事をするなら、
きつくてもがんばらないといけない。

わかっていても、なかなかできないですよね。

だから、時々はきれいなものを眺めて、
のんびりするのもいいなあ。

脳からストレスを消す技術 [セルフケア]


脳からストレスを消す技術

脳からストレスを消す技術

  • 作者: 有田 秀穂
  • 出版社/メーカー: サンマーク出版
  • 発売日: 2008/12/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



この本を読み始めています。
著者は精神科のお医者さんらしいです。
東邦大の教授だそうです。

色々、目から鱗です。
「ストレスに、人間は勝てない」
「ストレスに勝とうとするから、ストレスをやり過ごせない。」
「セロトニンがストレスにより減量。それによって、病気が引き起こされる。」
「セロトニンケアをすると、元気になる。」
涙を流すこと、笑うこと、身体を動かすこと、太陽の光を利用すること。
規則正しい生活、正しい姿勢。
人間の、生きる力を引き出すために、どうしたらいいか、
かなりわかりやすく書いてあります。

この本がすべてではありませんが、
一度読んでみると、
なんか肩から力が抜けます。
おすすめの1冊です。

お休み [セルフケア]

休養が必要、休養は重要だということは、
昨日もお話ししましたが、
休養、だけではなく、自分のためのお休みの日が重要だ、
ということがいえるかと思います。
自分のためのお休み、ということは、
自分がやりたいことをやる時間、自分の趣味の時間。
自分自身のための、自分をケアするための時間。
このような時間は、実はとりにくいのではないかと思います。

休養であれば、とりあえず仕事のない日に寝ていれば休養になると思うのですが、
たとえば自分の趣味をやろうと思ったら、結構パワーがいりますよね。
元気なときであれば、すんなり時間を使うことができると思うのですが、
元気がないと、ついつい「今はいいや…」
となってしまいがちではないでしょうか。

私がそうなのですが、
趣味をする時間がないのは、
時間がないのではなく、やらない、やれない気がしてやり出せない。
だから、趣味ができない。

皆さんは、そんなことがありませんか?

最近、ちょっと考えを変えて、
たとえ元気がなくても、何かしら自分の時間を持つようにする方が
元気になれるのではないか、と思い、実行してみました。
自分としては、やっぱりその方がいいみたいなんです。
気分転換になるし、ちょっと充実感も味わえる。

人間、充実感を味わえた方が元気になりますね。
虚無感より、充実感の方が癒やされます。
充実感を味わおうとがんばりすぎるのも、問題ですが、
何もしないで、なんだか空虚な毎日を過ごすのも、精神的によろしくありません。
毎日の充実感を大事にする必要があると思います。

お休みの日の使い方、考えてみてください。
ただ、だらだら過ごすのも必要だと思いますが、
趣味の時間を持って、充実感を味わってみてください。
また違った元気がわいてくると思います。

自律神経の守り方 [セルフケア]

そんな方法があるのか、といわれると、困るのですが。
まあ、ストレスを直接すべて受けないようにするには、どうしたらいいか。
そんなところを考えればいいのかな、と思います。

自律神経は、規則正しい生活や十分な休養、適度の運動などによる気分転換によって、
活動が安定します。
ストレスがかかるとき、だいたい上記のどれかが崩れると思いませんか?
たとえば、仕事が忙しいとき、規則正しい生活が難しくなったり、
十分休養がとれなかったりしませんか?
その中でも、気分転換がうまくできれば、神経へのダメージは少し回避できるでしょう。

また、大事なものを失ったり、生活そのものが変わる何かが起きたり、
人との関係などの悩み事があったりした場合でも、
生活リズムが崩れたり、気分転換ができなかったりしますよね。

このように、自律神経の働きが乱れるときには、
働きを安定化させる何かが崩れることが多いのです。

ということは、できるだけ自分の生活パターンを守っていくことが
自律神経を守ることにつながる、ということになります。
特に、生活リズムは自律神経の活動に大きな影響を与えます。
生活リズムさえ守っていれば、多少休養が少なくても、
気分転換ができなくても、自律神経の働きが大きく崩れることはありません。
ですから、生活のリズムを整えることが、
自律神経を守る一番の方法なのです。

私は、外来に来られる患者さんに、生活リズムを整えることをお願いします。
だいたい聞いていると、生活が不規則だったり、
昼夜逆転に近かったり、夢中になると時間を忘れたり、
生活リズムが崩れている方が多いです。
崩れているものを、一度に整えるのは難しいので、
まずは、朝起きる時間と、夜寝る時間を決めて、
とりあえず起きて、とりあえずお布団に入る、ということをしていただきます。
朝一度起きて、できれば身支度整えて、朝日を浴びる。
その後は寝ようが何をしようが自由。
そして、夜も準備を整えて、とりあえずお休みなさい。
いったん落ち着きます。
その後は、起きていようが何をしようが自由。
まず、ここからはじめてみます。
その後、少しずつその周辺の生活を整えるのです。
たとえば、食事の時間。
一日3食、しっかり食べる。
そして、気分転換の散歩や、運動。趣味の時間。
仕事のほかの時間を、整えていきます。

そのくらいのことができるようになると、自律神経も少しずつ働きが安定します。

薬を使わなくても、これをしっかりすれば大丈夫。
ですが、不安が強かったり、緊張が強かったりする場合には、
またほかのケアも必要になってきます。

とにかく、一度、生活リズムの見直しをしてみませんか?

リラックス [セルフケア]

リラックスするって、難しい。
いくら落ち着ける場所にいても、やっぱり緊張している。
何も感じない、というようにはできないから、
なにかしら緊張の元を見つけてしまう。
そんなに気にすることでもないと思うのに、
なんだか緊張している。

そんなことって、ありますよね。
私もいつもそうです。
くつろいでいるつもりでも、
なかなか完全には気を抜けない。
なんとなくいろんなことに気を配っている自分がいる。
考える必要の無いことまで考えてしまう。

もっと楽に生きればいいのに、と思って、
何度も何も感じないことをがんばってみるのですが、
何も感じないでいることが、人間にはとても難しいことがよくわかります。
人間は、常に何かを考えているのです。
そこで、色々なことに気を回してしまう人が、
うつになりやすい性格の人です。

リラックスするって、どういうことなのでしょうか。
何度も、患者さんに言われました。
「リラックスするって、わからない。」

まず、力を抜くことからはじめましょう。
深呼吸して、身体の力をはき出してしまいます。
そして、だら~ん と、全身に力が入らない状態に
わざとしてみるんです。
そうですね、キャラクターで言えば、
やっぱり リラックマ とか、たれぱんだ のイメージでしょうか。

身体の力を抜くことができたら、
そのまま深呼吸をゆっくり続けて、目を閉じます。

ここからは想像力の世界です。
自分が一番気持ちいいと思うものを
想像してみてください。
風景でも、人物でも、ものでも何でも。

これで、気持ちいいと感じられれば、成功でしょうか。
少しは心が安まると思います。

ストレスが多い世の中なので、
リラックスできる時間は、大切にしてくださいね。

自分の足で立つ [セルフケア]

ご主人に切れられることを極端に恐れている患者さんがいます。
何でそんなに怖がっているのかを聞くと、
捨てられるのが怖い、とのこと。
自分の足で立っていないんですね。

その人は、両親にとても守られて育ってきたようで、
ご両親が亡くなってから、うつになりました。
最近は、ご主人に守られていないと生きていけないみたいで、
ちょっとでもご主人の機嫌が悪いと、
すぐにご機嫌を取ろうとしたり、
とにかくびくびくしながら生活している。

何かあると、すぐに友人にメール。
そうすると、助けてくれる人が何人も。
だから、どうしても頼ってしまって、
本当に自分の足で立っていない。

だから、ちょっとしたストレスにも非常に弱く、
すぐにおかしくなってしまう。
すぐにパニックになって、安定剤のお世話になる。

そうすると、また自信を無くしてしまう。
外に頼れるものがないと、生きていけない。

自立することも、セルフケアのひとつ。
自立して、自分を確立することで、自分がしっかりします。
人に頼りすぎず、できるだけ自分の足で立ってみてほしいと思います。

私の元気 [セルフケア]

今夜は、布草履を一足、作っていたら、
気がついたらこんな時間。
夢中になっていると、時間が経つのも忘れます。

私の元気の元は、音楽、手芸、読書、ゲーム。
どれも、時間と気力がないとなかなかできません。
ただ、気力がないからといって何もしないと、
もっと気力が落ちてしまうのも事実。
だから、気力が落ちているときには、簡単にできるものを用意します。

今日手掛けた布草履は、古い赤ちゃん用の布団カバーのリメイク。
丁度、じぶんのスリッパが健康スリッパしかなく、夕方疲れてくると、
猛烈に足裏が痛くなるので、欲しかったもの。
大変簡単にできる方法をゲットしたので、
一足が1時間程度で出来上がりました。

この位の作業量なら、元気のない私にもできるし、
これをする事で自分が元気になれる。

自分が落ち込んでいるとき、なりたい自分を思い描きながら、
何か作業に打ち込めると、
少し元気になる。
そんな何かを一つ持っていると、
きぶんは楽になりますね。

この様な趣味を、
これからも最低一つは持っておきたいものです。

私って、かわいい!? [セルフケア]

2日前の記事のコメントに、
松の実様のお友達がこのブログを見て少し元気になってくれたことが書かれていました。
うれしいですね。
ちょっとでも、元気をお届けできたらうれしいです。

今日は、自分のことを好きになる・part 2。

私自身、絶対自分のことが好きかというと、
そうでもないのは確かです。
どうしたら自分のことが好きになれるんだろう、というのは
永遠のテーマですね。
自分が好きになれるためには、やっぱり自信を持つのが一番。
がんばっている自分を、正しく評価することが大切。

やっぱり、うつになりやすい人は、
自分がどんなにがんばっていても、がんばり足りない気がしてしまう人。
自分のがんばりを正しく評価できない人。
自分はだめだと思い込んでいる人。
お話を聞いていると、とっても悲しくなります。
もっと、自分を認めてあげる必要がある、と思います。

そのような人は、結構いつもしかめっ面をしていることが多いですね。
いつも緊張していて、いつも引きつっている。
私がよく、そのような人に言うのは、
「鏡を見て、『私って、かわいい!』って、1日1回言ってみて。
絶対かわいくなるから。」
ということ。
先日、あんまりいつも緊張している人がいたので、言ってみたら、
「え~。気持ち悪いですよ…」と、言われてしまいました。

でも、自分のことを かわいい! といえるくらい
自分のことが好きになったら、
きっともっとずっと楽に生きていけるんだろう、と思います。
私にとっても大きな課題。
自分のことを かわいい! といえるように、
自分自身のことを、好きになっていきたいと思っています。

リラックスしなきゃいけない!? [セルフケア]

昨日の記事の患者さん、1日1褒めの実行はそれなりにできていたようです。
先週来院時よりは、ずいぶん元気になっていて、ちょっと安心。
でも、本人は全く納得していないらしく、
「もっとこうしなきゃ、もっとああしなきゃ」
と、強制力の強い言葉を使って、あれこれ言っていました。

実際のところ、彼女はがんばりすぎ。
もっと楽に過ごしたらいいのに、と思って、そう伝えました。
すると、「全然がんばってないですよ~」と言います。
彼女は、自分の今の状態に不満で、いつもいつも
「もっともっとがんばらなきゃ!!」と考えているようです。
これは、彼女の生育歴に関係があるようで、
彼女のご両親がとても厳格な方だったようです。
がんばらないと、怒られたのかな、と思います。
それに、彼女自身が、クラシックバレエをやっていて、
もっともっと上達しないといけない、という強迫観念が植え付けられたようです。

いつも、診察室に入ってくるときに、自分をよく見せようという緊張感が
全身にみなぎっている彼女。
だけど、ここ2回は身だしなみを整えることもできず、
かなり乱れていて、どうしてあげるのがいいのかすごく考えてしまいます。

そこで、今日「わたあめのようにふわふわ生活してみたら」
と、提案してみました。
今の彼女は、鉄の塊か、良くても木のブロック。
硬くて、外からの刺激を受け付けなくて、外からの刺激を吸収できない。
自分にもっと隙がつくれたら、もっと楽になるだろう、と思ったので。
「リラックスして、リハビリも1週間中止してごらん。日常生活を送ることで、あなたは十分リハビリしているから。」
すると、彼女に、
「リラックスしなきゃいけないんですね。」
と、言われてしまいました。

ここでもまた「~しなきゃいけない」が出てきてしまいました。
難しいですね。
言葉の表現には、すごく気を遣います。
使ってほしくない言葉は、私も使わないようにしています。
今回の診察では、「~しなきゃいけない」という言葉をできるだけ使わないように気をつけました。
それでも、やっぱり彼女の方からは出てきます。

そもそも、リラックスっていうのは、やらなきゃいけないものなのでしょうか。
やらなきゃ、と思ってするリラックスは、本当のリラックスではないように思います。

それにしても、言葉は難しい。
来週、彼女がどのように変化してくるか、楽しみです。
リラックスできるかな~

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。